「職業は専業画家」を読んで

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今までの私の人生は、会社勤めしたり自営業したり、絵を描いたりと、いささかふらふらしていたところがありました。しかし、ここ2、3年の人や本との出会いから、絵に打ち込む時間をますます増やしたいなと思うようになりました。

その方向に大きく持っていってくれた本が、この「職業は専業画家」です。著者の福井安紀さんは、まさに専業画家として生きておられる人です。この本には専業画家として生きていくためのノウハウ、人生設計から接客の方法、展示の仕方、作品の価格設定など、実にこと細かに書いてあります。

この本のP.21に
「過去の文化にかかわった大勢の人の努力によって、今の私たちの誇れる文化が成立しているように、「未来の人の文化力」のために、私たちもせいいっぱい努力する必要があります」と書かれていて、やっぱり、私も何かしら使命を果たさねばならないのだな、と自分の今までのふらふらした姿勢を恥じました。

絵の値付けの考え方も「肉も部位によって値段が違う」などの例をとって号単価で揃えるつけ方は考え直すべきことを知りました。また「お客さん」と「自分のお客さん」との違いを図で表していて、人に対する観察力も細かくないといけないのだな、と思いました。

ほか、専業画家になるためのノウハウがご自身の経験や実践をもとに細かく書かれています。

この本は、特に画家を志す若い人には是非読んでほしい本です。では、私(50歳)のような人は……。5月に個展をしたギャラリーのオーナーさんがこうおっしゃいました。
「若いうちから活動する方が良いのは確かなのですが、うちでも50歳を超えてから絵を始め60歳から毎年個展をされご自身のお客さんを増やしている方もいらっしゃいます。
ですので私の考えは"そこに気づいたのであれば何歳になって始めても決して遅くはない"です。(もちろん体力面など年齢による衰えなど不利な面は多々あるとは思います)」と。

とにかく色々と参考になる本だとは思います。

もちろん100%福井さんの真似はできませんから、自分なりに絵に専念する時間を増やせるように、そして質の高い作品を創れるように頑張りたいと思います。

「職業は専業画家」のご購入はこちらから。
https://www.amazon.co.jp/dp/4416521278/

この夏参加する展覧会
「同時代展」 https://www.dohjidai.com/gallery/exhibition/dohjidaiten/
「抽象展」 https://be-lab-gallery.com/gallery/abstract2021/

My website / 私のウェブサイト
https://ydart.exout.net/

Call for Mail Art! / メールアート募集中!
https://ydart.exout.net/mailart.html

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私もふらふらしていて、ようやく自分の好きな仕事にしぼれるようになってきました。本読んでみたいです・・・がKindle版がないので次回帰国した時に買う本のリストに入れておきました😊お互いがんばりましょう!

日本では他の仕事、それも学校の美術の先生ならまだ良い方で、全然違う分野の仕事をしながら絵を描いている人が多いのです。美大を出た私の友人は「同期の同じ学科の人らはみな絵をやめた、描いてるのは僕だけ」と言っていました。そうした日本の現状を憂える福井さんはこの本の中で「「絵で生活する」ことを諦めてしまっては、だめなのです。」と書いておられます。

これは他の分野にも通用することだと思います。自分のやりたいことをして生活する、これをあきらめないでほしいと言っているのだと思います。

入手できたら是非読んでみてください。