ICOはKYC/AML+理解度テストの時代になりました。

in #japanese6 years ago (edited)

ICOも下火な昨今ではありますが、最近はCoinlistやTokenFoundaryなどのKYC代行サービスが間を取り持つようになりました。これらサービスの役割としてはスキャムプロジェクトをスクリーニングしてくれると同時に、参加者のKYCとリテラシーをチェックしてくれるところです。

業界による自浄努力はとても大切ですね。彼らとトラストしなければならない点が少しだけ気になりますが(生粋の暗号野郎なのですみませんw)。

では本題です。DfnityのAirDropに続き、今回はFOAMプロジェクトに参加してみました。

これProof of Locationのプロジェクトです。いいプロジェクトですが実現するのかハードルは高そうです。しかし、新しいICOの形を肌で感じたく参加してみました。

とはいえ8/31にはテストネットローンチするそうなので中々のプロジェクト。

Token FoundaryでKYCを済ませるとこんな画面になります。現在の取り扱いセールプロジェクト一覧です。
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テストが三択で出題されます。Whitepaperやサイト、動画など勉強することで答えることができます。へまると一日置いて再度テストが受けられます。
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クリアすると次の画面です。

リテラシーチェックです。経験やネットワークに貢献する気があるのかスクリーニングされます。まあ、常識があれば通過します。要はトークンだけ欲しいなんて人は弾かれますw
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クリアーすると、ネットワークへの具体的な貢献の内容に同意を求められます。
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無事にクリアーになると参加額を提示し手続きは終了です。
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指示に従い送金すれば参加終了です。(Gasの設定やGaslimit,input dataなど少々ここでもハードルがあります。)
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いかがでしたでしょうか?とても面倒ですが、投機を避けるためにも健全なICOの為にも良いソリューションではないでしょうか?

最終的にKYCをなんとかコントラクトで出来るといいなって思いましたが、最低限のトラストは必要かもしれませんね。

今回のプロジェクトはこちら
https://foam.space

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テストが出てくるのですね!
でも、多少ハードルを設けるのは必要なことかもしれませんね。

ですね、更に、購入先アドレスを登録制にしたらKYCは完璧かもしれませんね。まあ、しかし私としてはカチカチにされるのは嫌なのですがね。

へえー、テスト面白い取り組みだと思いました。