個展に関してあれこれ

in Hive JA20 days ago

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写真は2018年に東京は上野の朔日会展に初出品してクサカベ賞をもらった「オーケストラ」。

さて、再来年に仙台市内の喫茶frame (ギャラリーも兼ねています。で、隣はギャラリーのSARP)で人生初の個展をすることに決めました。で、お隣のSARPを観て気づいたことは3000円ぐらいで売っている小さい作品が多いことです。最近、Facebookで銀座のギャラリーの個展の広告の画像もいくつか見ましたが、そんなに大きな作品は見当たりませんでした。

私は日本アンデパンダン展を思い出しています。50号、100号といった大きな作品が目立ちます。他の公募展もそんな感じです。2021年のF20サイズの仙台の風景画が認められてアンデパンダン展の主催団体の日本美術会の会員になりましたが、会報を見ると会員の高齢化が問題になっていることがわかりました。70代、80代の会員が圧倒的に多く(100人単位でいる)、次代を担う40代、50代が極端に少ない(40代5人、私を含めた50代は11人)、20代、30代はいない。早く手を打たないと大変なことになると。アンデパンダン展では20代、30代の出品者はいるのだが、彼らの作品は小さいものが多い。会員になるにはハードルが高いそうです。

今時の20代、30代は非正規労働者が増えて貧困な状況であることも小さい作品が多い理由の一つではないかと私は想像します。

再来年、私が個展をする時は今まで描き溜めた(少ないですが)作品の蓄積がありますが、この先個展を続けるのであれば、もっとサイズの小さい作品の制作にシフトしようと思います。日本アンデパンダン展では私の中では最も大きいF20の作品でさえ小さいけど、喫茶frame では大きすぎて高くて誰も買ってくれないと思います。

Hive でyada さんのこれまでの個展活動を拝見しましたが、やはりそんなに大きな作品はない記憶があります。

Facebookで個展とグループ展のみの活動をされる方が存在することも知りました。

私の作品の搬入、搬出を代行してくださるアトリエ志らべさんも「絵かきは個展してこそ絵かきだからね。グループ展が紅白歌合戦なら個展はコンサート、かな?」とおっしゃっていました。

私は個展は一生やらないと思っていたけど、絵で収入を得る手段はこれだけなのでしょうがない、やります。

質問です。額縁なしでも展示してくれるギャラリーってどれだけあるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

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確かに、私が個展に出している絵はそんなに大きくありません。ほとんど10号以下です。
たまに大きめのギャラリーで目を引くように20号とかを1~2点展示することがありますが、まあ売れませんね(^-^;

で、質問の件ですが、私は個展はいつも額縁なしで展示しているので、だいたいどこでも額縁なしで展示できるのではないでしょうか。

そうですね。あと、作品をどうやって運んでおられるのかなあと思ったりして。やっぱり20号以上を買える人は限られるでしょうしね。

そうですか!額縁なしOK!それ聞いてすごく安心しました。ありがとうございます。

個展の場合は、作品はたいてい宅配便でギャラリーに送っています。30号くらいまでなら宅配便で送れますね。
作品を入れる段ボール箱は生協とかで出た空の箱をもらって上手く入ればいいですが、私は通販の段ボール箱を使うことが多いです。ホームセンターに新品の段ボール箱を売っている場合があるのでそれを買って作品を詰めるのがいいんじゃないかと思います。

梱包したら集荷に来てもらって、送ると言うわけですが多分ギャラリーへの荷物の到着時間は指定されると思うので運営の方と相談して決めてください。

小さい作品が多く点数もさほど多くなければ、作品の入った箱をタクシーのトランクに入れてもらって、自分もタクシーに乗っていく、というのもやったことがありますね。
どちらがいいかは、作品の量やギャラリーまでの距離から決めてください。

なるほど〜、20号が2枚ぐらいはあるので、あとは10号、6号ですか。タクシーで済めばいいけど、宅配便かな〜。

とにかく、いろいろ教えてくださってありがとうございます。