8月9日のBBCによる記事によるとこうです。↓
国連の気候変動に関する政府間パネル（IPCC）は9日、人間が地球の気候を温暖化させてきたことに「疑う余地がない」とする報告を公表した。
IPCCは、地球温暖化の科学的根拠をまとめた作業部会の最新報告書（第6次評価報告書）を公表。「人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない。大気、海洋、雪氷圏及び生物圏において、広範囲かつ急速な変化が現れている」と強い調子で、従来より踏み込んで断定した。
さらに、「気候システム全般にわたる最近の変化の規模と、気候システムの側面の現在の状態は、何世紀も何千年もの間、前例のなかったものである」と指摘した。
なんか、気温上昇を「1.5度」に抑えるというのが目標のようですけど、IPCC報告書は、専門家たちが様々なシナリオを検討した結果、二酸化炭素の排出量が大幅に減らなければ、今世紀中に気温上昇は1.5度はおろか2度も突破してしまうと判断を示したとあります。
まあ、地球は有限の存在なのに、際限なく儲けを追求する資本主義が一番の原因だと思っていますけどね、私は。そこにメスを入れずに表面的な所をいじっていても解決しないでしょう。人類の本気度が問われていますよ。
その記事、私も今朝読みました。記事中には「しかし科学者の間には、2030年までに温室効果ガス排出量を半減できれば、事態は改善できるという期待も出ている。」とも書いていますが、まあ悲観してもいけませんがこの期待というのは楽観的すぎるように思いました。
特に日本は主要国と比べてクリーンエネルギーの利用割合さえも低いですし。ここのところ台風などによる洪水が毎年のように起こっていますので、もう皆がこの問題に関心を持つようにならないと厳しいと思います。日本ではメディアにこの問題が詳しく取り上げられることも少ないですし、関心を持つ人もまだまだ少ないと思います。
そういえば、グレタ・トゥーンベリさんがVogue Scandinaviaのインタビューをうけたそうですね。大まかな内容は本人のFacebookに書いてありますが、考えさせられます。Vogue Japanにもインタビューが載らないんだろうかと思いました。だいたい日本の高校生や大学生が読むようなファッション雑誌には政治や社会問題の記事なんてありませんから。
たしかに書いてありますね。2030年までに温室効果ガス排出量をを半減できれば、ですね。本当に期待していいのかどうか、判断に迷うところです。
日本もかなり凶悪化した台風による洪水、増えていますね。メディアがこの問題を伝えることも少ないです。志葉玲さんのようなフリージャーナリストの方は繰り返し取り上げておられるようですが。
グレタ・トゥーンベリさんが Vogue Scandinavia のインタビューを受けたようですね。そこで働いている人々、コミュニティを搾取しているようなことも書いておられるので、やはり気候変動は資本主義の問題でもあると思いました。そういえば、Vogue はアメリカ発のファッション雑誌ですが、アメリカのVogue は何年か前の選挙の前に誰を支持するとか支持しないとかは忘れましたが、史上初の政治的声明を発しました。Vogue Japan では考えられないことです。
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