先日の記事にポール・ポッツさんのことを書きましたが、最近、歌の仕事ができているのかなと心配でした。そしたらミュージカル「オペラ座の怪人」のファウスト役が決まって、日本に来るらしいですよ。
実はミュージカルはオペラと親和性が高いです。「オペラ座の怪人」もそうですが、「ミス・サイゴン」とかもプッチーニのオペラの「蝶々夫人」をベースにした話ですし。サラ・ブライトマンはじめ、ちゃんとボイストレーニングしたんだろうなという人がしばしばミュージカルナンバーを歌います。
改めて「ブリテンズ・ゴット・タレント」の決勝でのプッチーニのオペラ「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」を聴くとやはりその歌声、魅了されます。そして、3人の審査員の言葉が素晴らしいんです。「シャイで謙虚で驚くべき才能があって」その通りです。審査員も聴衆も理解のある人々で良かったです。正直言って、クラシック音楽、バレエとかはお金のある家の子じゃないと無理です。
ポールさん、本当にあなたはいろいろ考えさせる人です。庶民が生んだスターと言っていいです。