その方は、旅をした時、その土地の方から、以前は沢山いた固有のニホンミツバチが少なくなったことを聞いた。という言葉からそのメッセージは始まりました。
「私たちの生活は、動植物のおかげでなりたっている、理解しているはずなのに、そのことをいつも忘れがちです。」
そして心を込めてという言葉でそのメッセージは結ばれていました。
これは私たちが届いた暖かいメッセージの一つです。
今回のクラウドファンディングでいただいたメッセージ一つ一つが、私たちの奥底にある思いを呼び起こすものものでした。
5月に始まった私たちのクラウドファンディングが残り3日となりました。ほとんど告知もせずスタートしましたが、その小さな私たちの言霊をどのような振動でもって、どんなかたがそれに共鳴し私たちとつながる行動を起こしてくださるか、いささかそれをワクワクして待ってみたい。そんな楽しみも私たちの中にありました。
そして、共感とともに頂いたそれぞれのメッセージは私たちの心になんとも言えない幸福感をくださいました。それにお応えして私たちは心を込めて感謝の気持ちをお届けしたいと改めて思わせていただけました。(まだ終わっていない笑)
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正直、今回のクラウドファンディングは、何十万、何百万も集めている案件がたくさんある中で、私たちのページは大勢の心を引きつけるものではなかったのかもしれません。と言いますか結果だけ見ればそう取られても仕方がありません。
しかし、だからこそ、それでもページに来てくださり、しっかりと最後まで読んでくださった方がいらっしゃって、それぞれの方が暖かいメッセージを添えて下さいました。その方達は私たちにとって、宝物です。
いちいち凹んでみたり、新たな共感者ができましたメールが届くたびにやっぱりやってよかった!と喜んだり一喜一憂のクラウドファンディング期間でした。
私がニホンミツバチと暮らした15年の中で感じた事柄を、私は私の書いた書籍において、またはシシ七十二候の世界観として、感覚に呼びかけることを試みたいと今に至り、それはシシ七十二候として模索しながら続いていくのだと思います。
しかし、感覚に訴えかけるという方法だけでは、小さな生き物たちの減少速度に追いついて行けてない現実と、問題とする根幹部分が広く伝わりきれていない感覚があり、今回クラウドファンディングという方法を選択しました。
私は、今回の私たちのクラウドファンディングを見つけてくださり、ちゃんと心で感じてくださった皆さんに心からありがとうございますと言いたいと思います。
本当に、ありがとうございました。
クラウドファンディングは7月8日までやっております。
読んでいただくだけでもかまいません、是非覗いてみて下さい。
「いきものたちとつくる、田んぼ。」
https://motion-gallery.net/projects/shishi_jp