風の谷のナウシカから考える、新型コロナウィルスについて

in #japanese3 years ago

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こんにちは。

最近、新型コロナウィルス関連で、「動的平衡 〜ウィルスという存在〜」というニュース記事を見かけました。

要約すると、

・ウィルスは、利己的な存在というのが一般論だが、実は利他的な存在である
・感染の構造から、宿主である人間側が積極的にウィルスを招きいれていると考えられる
・ウィルスは高等生物の誕生後に、その遺伝子の一部が外側に飛び出したのが起源である
・ウィルスの存在意義は「進化のスピードアップ」にあるという仮説がある
・なぜなら、垂直でなく「水平方向の遺伝情報の伝達」が可能になるから
・確かに、ウィルスは人間に死をもたらす恐い存在という一面がある
・しかしそれ以上に、大きい意味での「新しい平衡状態」を作ることに貢献している
・ウィルスを撲滅することはできないので、受け入れることを考える必要がある

このような感じですが、学生時代に生物を学んでいた身として、とても納得するとことがありました。

さて改めて、新型コロナウィルスを見てみると、「自浄作用」としての役割を果たしているのではないかという考えが出てきました。

これは、「新しい平衡状態」を作るということにつながっていますが、仮に地球をひとつの生命体として見た場合に、免疫システムが働いているようなイメージになります。

実際に新型コロナウィルスが蔓延して、人間社会は大変なことになっていますが、その一方で大気汚染が改善したり、オゾンが回復しつつあるという現象も起きています。

あれ・・・この光景どこかで見たおぼえがありますね。
何だったでしょうか?

そう「風の谷のナウシカ」ですね。

ナウシカのあらすじは、

「火の7日間」と呼ばれる戦争によって巨大産業文明が崩壊してから1000年。錆とセラミック片に覆われた大地に、有毒の瘴気を撒き散らし巨大な蟲達が棲む”腐海”という菌類の森が広がり、衰退した人間の生存を脅かしていた。

こんな感じですが、この「腐海」を、新型コロナウィルス に置き換えてみたのが、今の現実社会と言えるのではないでしょうか?

ナウシカの作中では、生き残った人間は、この世界が汚染されているのは腐海のせいだと考えていました。

腐海が毒をだし、この世界を汚染しているのだと。
そして、腐海を焼き払えば世界は浄化されると考えていました。

しかし、物語が進むにつれて、実は真逆のことだったことが分かります。

ナウシカが腐海の地下に落ちた時、そこに毒はなく、清浄な空気に満たされた世界が広がっていました。
また、ナウシカは自身の地下室で綺麗な水で育て、毒を出さない腐海の植物を育てていました。

腐海が汚染されているのではなく、世界そのものが汚染されていたことが分かったのです。
腐海は、汚染された世界を浄化する為に存在していたわけです。

「世界を浄化」とは、冒頭の動的平衡の記事でいうところの「新しい平衡状態」と同じような意味ではないでしょうか?
腐海と新型コロナウィルスを比べてみると、あまりにも共通項が多いことに驚かされます。

もちろん、今は色々な意味で、生き残ることが最優先ではありますが、新型コロナウィルスと「どう共存していくか?」ということも大事な課題だと考えられます。

最後に、@fusanの名言で締めたいと思います。

主体は人間にあるのでなく環境にあるんですよね。
環境とはとりも直さず、地球を一つの生命体と見た視点です。
それに適応したものが、新しい秩序に適応するとゆうことかもしれません。
カオスから秩序へ。