ここ数ヶ月、開発業務に長く取り組んできた末に、ついにプロウゼイイック・コントラクトが登場します。これは、契約の項目がコンピュータが読み取れる正確な言語で表される必要がないため、スマート・コントラクトよりも幅広く使用できる場面がある可能性を秘めています。プロウゼイイック・コントラクトは自然言語契約なのです。
プロウゼイイック・コントラクトは自動的には行われませんが、忠実な契約の実行内での他の信頼の源である、現実世界における同一のものと随意結びつけることができます。現実世界で行われる紙面上の契約は大いに必要とされていて、あらゆる場所で利用されています。スマート・コントラクトはまだほとんど使われていません。このため、Obyteはこの2つの間に存在する契約を開発しました。それがプロウゼイイック・コントラクトなのです。
注意 - プロウゼイイック・コントラクトという言葉を、皆さんは恐らく今まで聞いたことが無いでしょう。これは、我々が知っている限り、Obyteの設立者と第一の開発者であるTonyがこの契約の名前を生み出したからです。
ウォレット v2.7.0 のリリース
プロウゼイイック・コントラクトは4月20日に公表された最新のウォレットの一部です。注目すべき新しい特徴は、
・信頼できる実名の認証者のリストを特定できる
・契約とボットを素早く検索し、分類することができる
・それぞれの対応するもの(ボット)へのプッシュ通知を、ミュートする選択肢がある
・サードパーティーから受け取った未確認の資金を、消費する選択肢がある(以前は、未確認の細かいお金(=change)しか消費できなかった)。
他にも、このウォレットは非常に多くの点が改善されました。Githubにて全詳細が確認できます。
新たなindependent witness候補 - アクション要求
我々の2番目のindependent witness候補は、Fabien Marinoです。
コミュニティ内で積極的な人の多くは、過去にObyteと関係をもってきたFabienとは既に馴染みがあるかもしれません。Fabienは、Busy.orgとSteemConnectの共同成立者で、強力なJavaScriptのObyteライブラリであるObyte.js(以前はByteball.jsとして知られていた)の創始者でもあります。
我々がより早く分散化(これにより、現実世界でObyteを採用する一助になる)できるよう、以下のAまたはBのどちらかを行なってください。
A.もしFabienが適任だと思うなら、ウォレットのwitness設定を更新して新しいアドレスを含めて下さい。これは1分もかかりません。
B.もしFabienが適任でないと思うなら、Medium postにコメントを残し、その理由を我々に教えて下さい。
ヘッドレスのRaspberry Pi 3+上でObyteのウォレットを動かす
コミュニティのAlvar Laigna氏に感謝致します。Lagina氏は、Raspberry Pi 3+上でのヘッドレスのObyteウォレット環境を構築し、動かしたという自身の経験について書いてくれました。
Raspberry Pi は2012年の発売以来、学校や発展途上国で非常に人気になりました(1800万台以上売れている)。人々が、自ら率先してObyteで何ができるのかを探しているところを見るのは、素晴らしいことです。
Obyte設立者とのインタビュー
Obyteの設立者であるTonyはFinyearと短いインタビューを行い、5年後にDLTがどこに位置しているのかについて自分の期待や、DAG(Obyteが使用しているもの)がなぜ非常に重要なのか、といった話題が出た。