真実はどこに

in Hive JP4 years ago


Youtubeにウィットネスとジャスティンさんのミーティングの音声が公開されました。

ジャスティンさんの主張ではネッドさんから、売却時にsteemit.incが保有する発行総数の20%を占めるSTEEMトークンをninja-mined stakeとして開発のために使用すること、証人の投票には使用しないということを説明されていないということでした。

これネッドさんが説明しないでそのSTEEMも含めた価格でジャスティンさんに売っていたらネッドさんはやることエグいですよね。自由に使用することができないSTEEMだったらそれは価値は下がるでしょう。

私的財産なのか公的財的なものなのかはっきりしていなだけにここはもめにもめそうです。

また取引所の顧客のSTEEMで証人に投票したために、取引所がパワーアップしたSTEEMをパワーダウンできるようにフォークするとありますが、これはウィットネスが拒否しています。
私もこれは認めてはいけないと思います。全て引き出すのに13週間かかるといった通常のパワーダウンの期間のままにすべきだと思います。

しかし、取引所が顧客の資産を使い、それも13週間経たないと移動できないという制約があるのにそれでもウィットネスへの投票を決めたというのはよほどのことですね。これをやるには取引所も自らの立場を危険にさらすというのはわかりきっていることです。ジャスティンさんと取引所にどういった取り決めがあったのが非常に興味深いです。

ここからは別の話になりますがcoindeskの記事がこれまでの流れをきれいにまとめてくれていました。

Steem Community Mobilizes Popular Vote in Battle With Justin Sun

@andrarchyさん、@gerbinoさん、@vandebergさんがsteemit.incを辞めたことは昨日書きましたが、あらたに@roadscapeさんが辞めました。そのうえでこの記事の中に気になることがありました。steemit.incが買収された時の社員数ですが、ある情報筋によると7人だったとあります。ここから4人辞めたとなると3人しかいねえ!となってしまいますね。

今回の争いは誰も得をしないものになりそうな気がしますね。

そんな騒動の最中、ネッドさんはTweetを全削除しました。



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ふと思ったのですが、取引所は13週間の制約を知っていたのでしょうか・・・そこまで個々のトークンの詳細を把握していないような気も。。さすがに上場させるからには知っていますかね。いずれにせよ取引所がしたことは弁明の余地なしですが。

今回の騒動で、唯一よかったことといえば、Steem/Steemitに限らず分散型のサービスのガバナンスのあり方を議論するきっかけになる可能性があるところでしょうか。分散型のサービス・ブロックチェーンも中央集権化しうること、コミュニティーとは何か、ひとりひとりの参加が大事(投票して意思表示する、議決権を表すトークンを取引所に置かない)、フォークするという選択肢がある(Danがツイート?していました)、取引所は中立であるべきなどなど。

Steem/Steemitにとっては困難な経験ですが、これを間近で見られることに興奮して寝不足です。。

その制約はさすがに話したのではないでしょうか
顧客のSTEEMを使ったのち13週間引き出せなくなったでは大きな事になりますからね。
ハードフォークをしパワーダウンの期間を短くするということで話しをつけたのではないかと思います。

そうなんですよね。取引所にトークンが集まる限りこういった危険性がでてくるわけで

今回「取引所に置いておく = ハッキングの危険」だけでないことが露呈しましたよね。。。