
今朝久しぶりに日本にいる母とSkypeで話をしました。時差があるのでメールをすることがほとんどで、何かと思ったら、翻訳業を引退というか休業しようと思っているとのことでした。
母方は背が高いこともあって、ぎっくり腰家系で、私も過去一度激しいのを経験しています。中でも祖父と母はひどい腰痛持ちで、母にとって長い時間同じ姿勢で座って仕事をするのが辛くなってきたようです。
翻訳が大好きで私が小学校高学年くらいの頃から昼夜関係なく訳しに訳してじゃんじゃん稼いでいて、翻訳マシーンといっても過言ではないほどでした。ずっと今後も翻訳をするのだろうと思っていたので少し驚きました。
驚きはしたのですが、30年以上もりもり仕事をしたのだし(さらに子育てして介護して家事してその他たくさんのことをしたんですよね、表立って不満ももらさず。母世代すごい)、とりあえずまずはゆっくり休んで、気が向いたらまた復帰したらいいんじゃないかなと伝えました。母の仕事にはいろいろあって、決行はしなかったもののイギリスの会社に誘われて、イギリスに移ろうかなんてこともありました。
本当によくがんばったなあと思います。私のよいロールモデルになっています。パンを焼きながら翻訳して家事をしていたりなんかすると本当に30年前の母そのものです。母と比べて子育ても家事も手抜きもいいところですが ;)
引退にあたって母からアドバイスがありました。コンピューターを使ってデスクワークをする人みんなに役立つことなので書いておきます。とてもシンプルです:
- よい姿勢で仕事をする
- いくら仕事が楽しくても合間に適度に運動をする
コンピューターが仕事場で使われるようになってそろそろ20年。仕事人生をコンピューターとともに送ってきた人が出てくるのが10年、20年後。2倍速、3倍速で仕事をしてきたような母はコンピューターでずっと仕事をしている世代の人たちの健康を心配していました。
母には言いませんでしたが、私よりもはるかにシリアスな医療といった分野の翻訳をしていたので、この辺りも疲れが出た原因なのかもしれません。
なにはともあれ母にはお疲れさまでしたの一言です。来月日本にちょろっと帰る予定で、その時に子どもの顔を見せてみんなでおいしいものを食べながら(一時)引退のお祝いをしようと思います :)
写真: サワードウのパンは常備パン、生活の一部になりつつあります。3日に1度くらいスターターのメンテナンスも兼ねて焼いています。クープの位置や、最終発酵前のガス抜き具合など試行錯誤中です。
とても感慨深いですね…なんだかジーンときました。
腰を痛めると生活全般にわたって影響がありますからお辛いでしょう。
まずはゆっくり休養なさってほしいですね。
アドバイスいただいた通り、良い姿勢・適度な運動を心がけます!
私の母も専門業(薬剤師&大学の非常勤講師)を長いことやりながら、家事・育児をしてきましたから、なんだか重なるところがあり、色々思い巡らしました。
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なんだかひとつの時代が終わったような気がして身内のことながらじーんときてワークライフバランスやフリーランスの働き方、老後のことなどなどあれこれ考えていました。頭の中身を消化するのに少し時間をとって書き残したいと思います。
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よい姿勢で仕事をするという事は私も最近気にしている事です。
最近良い姿勢を保つために高級なコンピューターチェアを買おうかと思っています。腰を痛めてかかる医者代と不便さを考えると安んでは無いかな~と思ってます。(^^;
Chronogn さんアメリカだと特に!できれば予防医療がいいですよね。痛いのやだし。。ちなみに母はよい椅子を使っていましたが腰痛でした・・・多分運動不足もあるのかもしれません。