食べてレビューするだけで暗号通貨が貯まるシンクロライフ

in #japanese5 years ago

シンクロライフ

飲食店の広告モデルといえば、HotPapperや食べログなどのグルメサイトであるが、小さいお店だとそこにかかる広告費は馬鹿にならない。

そこで、小さいお店用のSNSで出てきたのが、シンクロライフである。

お店にとってのメリット

登録料などの費用が掛からない。いままでのグルメサイトであれば、低規定に掲載料がかかる。しかも、それでお客が来るかどうかわからない。

シンクロライフであれば、お客が来て売り上げが上がったらその料金の5%を支払う。これは、ユーザがアプリで登録した金額から料金が発生する。支払われた金額から、暗号通貨を買い支えるという仕組みになっている。多く買い支えれば、この暗号通貨の価値も上がるということである。

お店向けのURL。
https://business.synchrolife.jp/

ユーザにとってのメリット

シンクロライフを見てお店に行きお金を支払えば、その金額に応じて暗号通貨がもらえるのである。この暗号通貨であれば、みんなが払えば払うほど、この暗号通貨の価値が上がる。また、レビューをすることによっても、トークンがもらえる。

参考のサイト。
https://www.synchrolife.io/

なぜこのアプリが評判か

話題の一番は、暗号通貨を使った実際のアプリであることである。また、小さい飲食店の一筋の希望となろうとしていることである。

しかし、このアプリの背景にあるのは、不況である。思ったより、お店離れがしている。それは、飲食店が次々に閉鎖していることである。

過去最多の飲食店の閉鎖

帝国データバンクによると、2018年度に倒産あるいは休廃業した飲食店の数は、2000年度以降では最多のリーマンショックのとき以上となっている。

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0511713_02.pdf

次のグラフは、このデータをグラフ化してみたものである。

これによると、倒産件数が増えているにもかかわらず負債額が減ってきているので、ほとんどが小企業や零細企業の倒産によるものが多いと思われる。

リーマンショックのとき以上のことがおこっている。からといっても10月には消費税が上がる。現在の政府は、大企業が上向きであればいいという考えであるので、国民も中小企業も頭の中にはない。国民が選んだのだから仕方ないが。