会社を経営していた
数年前まで、会社を経営していた。会社は、閉鎖することなくそのまま残っている。いちおう、役員は下りている。
会社残したままにするとどうなるか
会社を残したままにするとどうなるのかというと、年に一回の決算を行う必要がある。赤字でも、行わなければならない。赤字なら、国税の法人税は支払う必要はないが、地方税は支払う必要がある。地方税は東京都の場合には、赤字なら７万円である。つまり、会社をつづけるかぎり毎年決算をして、地方税の７万円を支払う必要がある。
支払わないようにするには
支払いたくなければ、会社を閉鎖することが必要である。会社を設立したときに、登記をしたが同じことをする。今度は、閉鎖しましたという登記である。これは結構めんどくさい。銀行の講座も全部解約してその証明書なども必要になる。それなりに時間もかかるし、たのむと結構な金額となる。お金がないので弊社するのに、その上に何十万も請求されるのはたまったものではない。
休眠
そうなると、なにもしないでトンずらしてしまうことになる。そんな会社が多いので、地方税をその全部の会社に取りに行くかというと、あまりにも多いので向きになってその７万円を取りに行くようではない。しつこく、郵便での請求は来るが。
つまり、法律的に休眠会社というものはない。収入がないので、かってに地方税を支払わない会社を一般的に休眠会社という。それってどうなのということで、都税事務所で聞いてみた。
本当に収入がないことを伝えて、こんこんと説明するとつぎから連絡がこないらしい。この連絡が来なくなった状態を休眠会社ということとなる。
銀行口座に入金が１円でもあると、休眠とならない。閉鎖しているのとは違うので銀行口座はのこっているので何らかの振り込みがあると活動があると取られる。そうなると、休眠ではなくなり税金を請求される。銀行口座を全部調べられるので、言い訳が立たない。