You are viewing a single comment's thread from:

RE: 本当のコストはどこにあるのか

in #japanese5 years ago

私もこの件、よく解ります。本屋さんや図書館で手に本を取って中身をみたり、近くにある本に偶然に遭遇したり、そういう「きっかけ」がネット購入では少なくなってしまうように思います。それに家電なんかは実際に触らないと解らないことが沢山ありますよね。でも奈良のY電機さんに行っても、店員さんの数は少なく、もう半分「展示会場」みたいに閑散としていて、ホントに販売したいと思っているのか?と疑問に思うこともありますが、私も実際に購入するのは価格コムだったりするので、そんな対応になるのも当然だと思います。今はまだNETをあまり使わない50代以上の方がおられますが、その後はどうなってしまうんでしょうね。

個人的には、オフ会的なことができる小さいスペースを持つ販売店が増える、または生き残るんじゃないかなと思ってます。要するに地域の電気屋さんでも、細かい対応にも答えるし、修理やメンテナンスも請け負う、少しの会話もできる顔見知りが居るお店です。外国産含むメーカー以外の家電が販売されるようになったいま、「修理」よりも「買い替え」が当たり前になってくるのかも知れませんが、風潮としてはエコサイクルや本物志向に戻るような気がするので…。

ここ数年、郊外型の大型スーパーが有るから安心して引っ越してきたという年配夫婦がそのスーパーの撤退によりとても困っているというドキュメンタリーやニュースが見られるようになってきましたが、こんな大型スーパーが開店したことで閉店を余儀なくされた地元のお店がある訳ですよね。こういう負のサイクルは社会や企業、自治体全体で考えないといけないと思います。少し逸れてしまいましたが、ごめんなさいm(__)m

Posted using Steeve, an AI-powered Steem interface

Sort:  

@yoyo-jpさん
ありがとうございます。
仰るご意見、よくわかる気がします。
家電量販店と町の電気屋さんを比較したときに、町の電気屋さんの方が良い点があると思っています。例えばエアコン1つ買いたいと思って大規模家電量販店に行くと、国内から海外まで数十点のエアコンが並んでいて検討コストが非常に高い(要は選択が面倒)です。その点、町の電気屋さんでは、地域の特性に合わせて戸建てやマンションタイプなどで多くても5台くらいに既に目利き&フィルタリングしてくれているので非常に選択がラクです。また、家電量販店では行く度に違うスタッフが応対する可能性の方が高いですが、町の電気屋さんだと同じ店主さんが対応してくれるので、自分にとってのコンシェルジュ的な役割を自然に果たしてくれているようにおもいます。
ここでいう、「コンシェルジュ」的なものが@yoyo-jpさんが仰るオフ会可能で細かい対応が可能なお店 というイメージに近いかと思いました。
また、エコサイクルや本物志向への回帰という点も賛成です。そうあるべきという意見もありますが、既にファストフードやファストファッションがもたらす弊害(健康問題であったり資源問題であったり労働問題であったり)が指摘されていることもあり、消費に関しても見直されることになると思います。

ただ、最後にご指摘いてだいている夫婦スーパーの撤退で困っている老夫婦 みたいな方々を救うのはチャレンジングですね。最も問題なのはその方の世帯に若い人たち(子供や孫)がいないことだと思います。
UターンやJターンはじめ、若い人たちが地方に住み、コンシェルジュとまでいかなくても、そういった方々の生活をサポートできる地域コミュニティを築くことができればよいな、と思います。

私の方こそ話がだいぶ逸れてしまいましたが、こういう事を考えるのは大切な気がします。